ジャムやマーマレードはさまざまな果物で作ることができます。
四季折々の果物でいろんな味を楽しんではいかがでしょう!
作るポイントは、砂糖の量は果物の重量の2/1で。また、出来た後は保存・加熱殺菌を忘れずに。
 
材料:みかん3個、砂糖(グラニュー糖)120g

1.下ごしらえ。みかんは皮ごとよく洗い、ワックスがかかっていたら熱湯にくぐらせてそのままイチョウ切りにします。

2.煮る。鍋に材料をすべていれて、初めは強火、沸騰したら弱火にして約30分ゆっくりと煮ます。まぜながらアクを取り除いてください。

3.保存しましょう。熱いうちに保存用のビンにいれ、ふたをしないでふきんを敷いた鍋に入れ、ビンの高さの半分くらいまで湯を加え、鍋のふたをして煮沸します。煮沸することで、ビンの中の空気と蒸気が入れ替わって真空のような状態になります。10〜15分ほど煮沸したらビンにふたをしてもう一度加熱します(加熱殺菌です)。

4.冷めたら出来上がり。ビンに製造した日のラベルを貼って、冷蔵庫に入れて保管しましょう

ぶどうジュースなど、果汁のジュースは、糖分を加えた分だけ生の果実に比べて若干カロリーが高くなりますが、栄養分は生のものとさほど変わりません。
夏の暑いときの、よく冷やしたぶどうジュースのおいしさは格別です。
氷水でお好みの濃さに薄めてお召し上がりください。ゼリーにしてもおいしいですよ!
 
材料(コップ4杯分):果樹園吉吉の露地巨峰(手前味噌ですが・・・)、グラニュー糖300g、お酢(大さじ1)

1.巨峰の粒を一粒づつ房から取り、よく水洗いしてから水気をふき取ります。

2.煮る。鍋(ほうろう製が良いでしょう)にいれて、カップ3杯分の水を入れ、煮立ってきたら弱火にして約15分煮る。ここであくをすくい取っておく。あくを取ることで渋みがなくなります。

3.汁ごと木綿の袋に移し、ひもでくくって吊るし、下にボウルをおき、自然にぽたぽたと落ちてくるのを待ちます(約30分)。ここで、袋を押して汁を絞ると渋みが加わってしまいます。時間はかかりますが、自然に落ちてくるのを待ってください。

4.こした汁を鍋に戻し、グラニュー糖と酢を加えて約10分煮てできあがり。

びわ酒は作り方は簡単です。
6ヶ月も漬けておくと大変良い香りがして、色も琥珀色になり上品な味になります。
香りの素であるクマリンは、ガンの予防効果があるそうです。
 
材料:びわ、焼酎、砂糖(分量はお好みで)

1.びわの粒を一粒づつ、よく水洗いしてから水気をふき取ります。

2.ビンの中に、焼酎、びわ、砂糖をいれて約6ヶ月漬ける。このとき、必ず種ごと漬けてください。種ごと漬けないと、香りや薬用成分が溶出しません。


びわの葉が薬用になることは、江戸時代から知られていたそうです。
江戸時代には枇杷葉湯として、夏バテ防止用に行商で売られていたそうです。
 
材料:びわ葉

枇杷葉湯の作り方と薬効

葉の裏の細毛を布で拭き取って陰干しにし、4〜5枚(一日量)を煎じて飲む。利尿、咳止め、胃薬、下痢止めとして薬効があります。また、風呂に入れて入浴するとアセモ、カブレに有効で、アトピー性皮膚炎にも有効です。
果樹園吉吉の露地びわは、びわ葉付きでお届けします。

清見みかんは、その独特のフルーティーな香りと
すっきりした甘さが特徴です。
そのおいしさを味わうには、そのままが一番です。
ふつうに皮をむいて食べてもおいしいのですが、
下の写真のように、スイカ切りにしていただくと
見た目もきれいで、
いっそうおいしくいただけるでしょう。
清見みかんのちょっとかわった食べ方
●ジャム(皮もスライスして入れましょう)
●クッキーの香りづけ
●しぼった果汁と寒天でゼリーに
●清見シャーベット(超おすすめ!)
 半分に切って中身を取り出し、中身をジュースにして
 皮の中に入れ、冷凍庫で凍らせると、
 清見シャーベットのできあがり!